最初の目標は「1駅を打ち切る」

電車でタイピングでは、駅名のよみを1キーずつ判定します。正しいキーなら入力位置が進み、誤ったキーでは同じ位置に留まります。単語をまとめて入力して最後に変換・確定する方式ではありません。

最初からWPMを上げようとすると、画面の次の文字を確認する前に指が動き、同じ場所で止まりやすくなります。初回は速度を目標にせず、短い駅名でもよいので「正しいキーを選び直しながら最後まで到着する」を達成条件にします。

打ち始める前の準備

  1. 無理なく届く位置にキーボードを置く
    肘や手首へ力を入れ続けずに済む距離にします。痛みや強い疲れを感じたら中断してください。
  2. FJの突起を探す
    左の人差し指をF、右の人差し指をJに置くと、手元を見ずに戻る目印になります。
  3. 入力方式を確認する
    日本版の初期設定はローマ字です。かな入力を使う場合はホームの「入力方式」で切り替えます。
  4. 短く区切れるモードを選ぶ
    初回はアドベンチャーで好きな開始駅を選びます。途中で終えるときは「この駅で降りる」を選び、現在の駅を打ち切ります。

ホームポジションの目安

すべてを暗記する前でも、押した指を次の位置へ戻す基準があると手元を見る回数を減らせます。

基準のキー同じ指で担当する主なキー
小指AQ / A / Z
薬指SW / S / X
中指DE / D / C
人差し指FR / T / F / G / V / B
人差し指JY / U / H / J / N / M
中指KI / K
薬指LO / L
小指;P / ;

これは一般的な目安です。キーボード配列や身体の動かしやすさに合わせ、痛みが出ない方法を優先してください。

プレイ画面は「次の1文字」を見る

駅名全体を一度に覚える必要はありません。入力済みの部分と、これから打つガイドの境目を見て、現在待たれている1文字に集中します。間違えたときは連打せず、ガイドを見直して正しいキーを1回押します。

画面のローマ字は代表的な綴りです。表示が shi でも「し」は sici で進めます。最初は自分が普段使う綴りを一つに決め、別の綴りを無理に混ぜないほうが「どのキーを押すか」に集中できます。

かな代表表示ほかに受け付ける主な入力
shisi / ci
chiti
tsutu
fuhu
jizi
woo

最初の10分メニュー

  • 0〜2分:FとJへ人差し指を戻す練習をし、入力方式を確認します。
  • 2〜7分:アドベンチャーで駅名を入力します。速さは見ず、ミスした位置で一度止まります。
  • 7〜9分:「この駅で降りる」を選び、現在の駅を最後まで打ちます。
  • 9〜10分:結果の正確率と、迷ったかなを一つだけ確認します。
次回の課題は一つで十分

「しをsiで統一する」「んで止まったら後ろの音を見る」など、一つだけ決めます。複数の問題を同時に直そうとすると、どの練習が効いたか判断しにくくなります。

よくあるつまずき

手元を見ないとキーが分からない
完全に隠す必要はありません。押したあとFとJへ戻る回数を増やし、画面と手元を往復する範囲を少しずつ減らします。
ミスのあとに連続して間違える
同じ位置で急いで打ち直さず、残りガイドの先頭を見てから1キーだけ押します。
長い駅名で途中が分からなくなる
駅名全体ではなく、「し」「ん」「じゅ」のような現在のまとまりだけを確認します。拗音や促音は駅名ローマ字の攻略で分けて練習できます。
WPMが低く見えて焦る
WPMは時間と正打鍵数から計算されます。最初は正確率と迷った入力を確認し、同じ条件での変化を見るために使ってください。